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2/27 のえる日記 …恒例のガンダムチャットは開催したんですが… 先週、メンバーズ全員激務だったのと、本編があのような展開のため…チャットデータを出せる状態ではないので、珍しく日記で感想なんぞを述べてみようと思います。 ガンダム20話「変革の刃」感想 ここにきての、マイスター達の結束と相互理解と…世界が向かおうとしている所と否が応でもそれに巻き込まれるソレスタルビーイングの物悲しさみたいなものが…凄い対比だなぁと思います。 なんていうか。 戦争ものだから、描かれている事はいちいち当たり前だし、矛盾とか己の利益とかが第一だったりする生々しい世界だったりすることが…今になって恐ろしく感じてきていて、自分の平和っぷりに呆然となります(>_<) ルイスの事も…世界のどこかでああいったことは日常茶飯事に行われているし、絹江のことにしても…実に現実的というか。 「人を殺すこと」というのは、絶対悪ではあるのに、「戦争だから仕方がない」という大儀のもと、それが悪ではなくなってしまう恐ろしさが戦争なんですよね。 (そこでしか生きられないサーシェスとか…最早、自分の理解の範疇を越してしまってます(>_<)) もう今更何を言ってるのかって感じではあるんですが、平和ボケしている自分にしては、実に衝撃的で、しかも知ってるつもりになっていた愚かさを恥じ入るばかりでございます。(滝涙) 実際知りもしない、経験もしてない事を、さも知ってるように思うことのなんと愚かな事か!って事ですよね…ってアニメ見て何を啓発してんだって感じですけれども(汗) もう随分長いこと一緒にミッションを遂行してきて、いまいち纏まりに欠けていたり、お互いの腕を信頼はしているものの、人として信用しているかというと、かなり怪しかった4人ですが(アレルヤは最初からフレンドリーではありましたが、信頼関係というのは一方通行では成り立たないからねぇ…)ココに来て!!絆が生まれているっていうのはある意味ちょっと皮肉ですよね。 共通の敵である戦争幇助している奴らではなく… ある意味において、自分達と同じソレスタルビーイング内に、トリニティという相容れない存在が出てきたことで生まれた絆…なんというかもー…そういうもんだとは思うんですけれど、所詮人間だから…思うけど、なんだか切なくて、これって何か変なフラグ立ってる?とか思えてなりません(涙) トリニティ側のやってることは、イオリアの理念にかなり沿っていて…そういう意味では、まさにソレスタルビーイングって感じなんですよね。トレミーのマイスター達には、人間らしい迷いだったり苦悩だったりがありますが…トリニティにはそういうことがなく…傍から見れば同じソレスタルビーイングではあるのに、こんなにも違うことが浮き彫りになると、トレミーのマイスター達は本当は不向きなんだろうと思ってしまいます。強い意志でそれを捻じ曲げてるわけですよね。そりゃ、どれだけ辛いだろう…と(涙)マイスターになるに辺りの覚悟っていかほどだったんだろう…とか思ってしまいます。 んが…そのトリニティも下手したらトレミー側も…何か大きな力の元にそう仕向けられたかもしれなくて…今まだ、トレミー側がどうなのかは分からないですが、少なくともトリニティ側はイオリアの理念理想のもと、確実に利用されてて、捨て駒になりつつあるので…なんというかもー… まだ明かされてないんで、単なる推測なんですが、ヴェーダにはトリニティの存在が全くなかったわけですよね。あれは元々イオリアの計画にはなかったものとするなら、トリニティ側自体がソレスタルビーイングを騙る偽者ということは考えられないかな…。もちろん、兄弟達はそう信じているし、どうにも他のクルーの姿が見えないトリニティですが、そういう人たちもいるとするなら、そういった人も全員信じていて、本当の事は操ってるラグナしか知らない訳ですけれども、本当の目的のために色々な人を騙してアレができてるとしたら…そりゃヴェーダにも情報はなくて当然ですよね…木星で悪ハロ回収したことでそこまで出来る情報がラグナ側に渡ってしまったのはイオリア側の取り返しのつかないミスでありますが… で…ラグナの目的が真の太陽炉を手に入れることであるとするなら…そのためにあれほどに壮大なことを仕組んだのなら…人間の欲望の深さとかに震えがきますよね。 そんな壮大な渦の中にいる刹那な訳ですが… 刹那の思うガンダムというのは、絶対的な力で戦争を止める、神のような存在、ですよね…神のようなと例えるのは間違ってるかもしれないんですが(神なんていないという刹那の言葉からすれば)そんな位置づけのような気がします。 だから、自分がガンダムに乗るという感覚ではなく、ガンダムそのものになりたいのかな…と。 刹那の精神構造は実に難しいので、なかなか理解に至りませんが… 情報漏洩によってガンダムであってガンダムではない代物が地球側に渡ってしまって… ガンダムと戦わなくちゃならないという…スメラギさんからすれば、ガンダムと同性能の機体との戦いなのでしょうけれど、刹那的にはどう思ったんでしょうか。 複雑な顔してましたし、宮野さんの演技もそういった風に受け取れる一言でしたよね…。ガンダムに事の外思い入れの強い刹那にはどんなに辛い事だろうー… 物語の始まり時、矛盾はあるしなんて理想論ブチかますんだろうと思ったんですが、当然の歪というよりは…なんていうかな〜各国、それから国じゃなく利益を貪ろうとする人、色んな人の結局「我が我が」の精神が、ここまで歪めてしまったのかと。 所詮大きな流れというか「うねり」みたいなものに、立ち向かうことはできないんでしょうか〜〜でもできないで終わってしまうと…意味がないというか。や、これだけ考えさせられるアニメが出来上がったという意味では意味があるのかもしれないんですが、お話的に…どうなんですか。 まぁ、ガンダムにすっきりした終わりなんて有り得ないと思うんですけれども…うーん。 考えれば考えるほどに頭が痛いです。 マイスター達はどうするのでしょうか…戦うのだとは思うけれど、その意味とかどう自分の中で処理するんだろう… 最終回までずっと気が重くてどよーんとしてる展開なのでしょうか。や、怒涛といえば怒涛なんだけど、毎度毎度口あんぐりして「そこまで描く?」って思ってしまうんですけれど。 いい加減この驚きにも慣れたい所ですが…自分の楽観的観測は全て打ち破られているので…無理だろうなぁ。最終回日には再起不能になってそうで怖いです。 |
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