宮野真守「久遠」発売記念握手会







2007/6/3
アニメイト名古屋






ベースレポ:藤崎のえる
ツッコミ:桜崎りえる







*メモ等とっておりませんので、宮野さんの発言等々は大体こんなニュアンスって
ことで、ご了承ください。










鋼鉄三国志のCD発売記念の握手会が地元名古屋であるとのことーーー!!
それは是非行かねば!!と参加してきましたvvv




自分の気持ちほど不可解なものはないと言いますか…
正直いつの間に、そんなに好きになってたんだ!?ってな感じなのです。(知らんがな)
宮野さんは、いつの間にか、自分の中にそのお声とそのお人柄を強烈に印象づけて下さった方なので
お話できる機会があるのならば、絶対に行かないと!!なのでございます。(何を言っているのか)



体調が悪かったり、忙しかったりと、暫く連絡が滞っていた相方と私。
さすがに待ち合わせや時間を決めないとということで久々に連絡をしたのですが、
なんと
「握手会、一人ひとり結構お喋りできるらしいよ」
と相方が言うではありませんかーーー!!!
…うをを〜〜なにを喋ったらいいんだ〜〜〜〜!!!
ここはひとつ「Tip-Top Shape」(コルダ2・加地くんのED曲)がどれだけ好きかを語るか?なんて
あほな事をひっそりと思ってたんですが…
ふと常々、こころの片隅にあった事を口にしてみる。


「そういえばさー、リリース情報やら出演情報とか頭の中だけじゃ、把握できないんだよねー。
だから、リスト作りたいんだけどいいですか?って聞きたいよ」
「それってサイト作るってこと?」
「あー、そういうことになるのかな。うん…宮野さん的にそういうのいいのか、悪いのか聞いてみたいなー」

…なにを言ってるんでしょうか、私は。

と自分でも思います。
相方が「何言ってんの」って止めてくれて「あ、やっぱり?」で笑って終わる話題だった
はずなのに

「いいんじゃない?」
「え?」
「まぁ、宮野くんはダメとは言わないと思うけど」
「は?」
「サイトだよ。私も頑張るし!」

なんですとーーー!?
石橋を叩いて叩いて叩きっからかす相方からそんな言葉が出るとはーーー!!!


だってあれだよ・・・。なんかピンときたんだもん。
宮野くんもダメとは言わない気がしたし、なにより、君がやりそうだなって、その時までそんなこと少しも
考えたことなかったのに、なんでか『やるんだな!』と思ったんだよなぁ・・・。不思議なんだけど。



これは…
宮野さんがそういうのを嫌って言わなければ、サイトやれってことだよ!!と簡単に勘違いした
私は、ご本人さまに聞く前からサイトのファイル作りに勤しんでしまいました。(笑)
私も大概気が早いと思いますが、相方もリリース情報等をリスト化してくれていて
(私はサイトの骨組みを作ってました←打ち合わせもないのに素晴らしき分業制)
翌日にはプレオープンができる程度にサイトが出来上がっておりました。
2人してなんてアホなんだろう、私達。


じゃあってことで適当に電話切ってさ、詳しい打ち合わせもしてないのに、翌日会ったら、お互いが
ファイル作ってて、全然やる気じゃないか!ってその時も不思議だなぁって思ってたよ!!




そうして迎えた当日。
14:15の開場ということで、名古屋には早めに行って、お茶でもしながら、久々の
お喋りに花を咲かせようと昼頃には名古屋到着。
開場ギリギリまで、喋る喋るの二時間を過ごし(笑)アニメイトさんへ。
もうすでに整理券配布が始まっていて、整理券番号順に整列もされていたんですが…
60番までは整列もさせてくれるんですが、それ以降は案内もない(笑)
まぁ、かなり後ろの方なので、こんなものか〜〜と思っていたら、程なくして、
会場への扉が開きました。
私達の番号の辺りは整理券番号は殆ど関係なく、適当に入場。
3列前くらいまではイスがあり、その後ろは立ちっぱ。
適当に背の低い方の後ろに並んでみたら、結構いい位置で、宮野さんの真正面あたり
でございました。うを、ラッキー。(笑)

アニメイトさんから注意があり、宮野さん登場。
数分のトークの後(結構短かった)握手会だったのですが、
アニメイトさんの前に「とらのあな」さんで握手会があったからなのでしょうか。
のっけからテンション高い。
素晴らしいハイテンション。一瞬殿かと思いました。(その後殿っぽい言動も多々)

「いいとも」的ご挨拶があって(とらのあなさんは完璧いいとも的だったもようですが
アニメイトさんでは、ちょっと不発?)

「宮野真守講演会へようこそ」

講演会かよ!と心の中で突っ込んでいたら

「えー芝居とは!」

…そこか!!(笑)爆笑させて戴きました。


トークは以下のような内容。(覚えてる分だけ)

座り席があったイベントは初めてだったようで、
「…えと、俺どうしたらいいの?(客席が座っているから、宮野さんとの視線の高さが
随分違うので戸惑っている模様)ええい、ここ座っちゃえ」
握手会のときに宮野さんとファンを挟む机に座ってしまう宮野さん。(笑)



「みんな名古屋の人?」なんて聞いておきながら「埼玉!」「岐阜!」「静岡!」と
口々に叫ぶファンに「同時に喋るな!」(ええい、分からんわ!な感じで)といいつつ
声を拾おうとする宮野さんが凄くおかしい。


最前列にお一方男性がいらっしゃって、その方とのやりとりが超おかしかった。
その方は相当宮野さんファンらしく、ちゅうvのジェスチャーをされたんだと思うのですが
「申し訳ないんだけど、ちゅうはなしで」
当たり前だろ!!と笑っていたら、
「ちゅうしたいんだけど、それはまずいので、これで我慢して」とかなんとか言いつつ
投げキッスをしだす宮野さん。
吉本みたいに、捕まえてぱくんとかするべきだったでしょうか。
んが、2、3回やったところで
「あ!ごめん、今からにぎにぎするのに、リップで手ベタベタ」
最初の人ごめーん!なんて明るく笑う宮野さん。
なんなんですか、この一人漫才。(笑)
その後、早々にこの男性の握手の回が来るのですが、ちゅうvしあってました。(爆笑)

もちろんジェスチャーです



トークの興奮がおさまらないというか、まだ何かトークがあるんじゃないかと思わせる
感じだったのに、突然「それじゃ、握手会を始めます」なんていうから、思わずファンから
「え〜〜」の声。
「ええ〜??ブーイングは初めてだなぁ」と笑う宮野さん。(笑)
ブーイングされたからなのか、またトークに戻ろうとした所で、ファンの声がかぶり、
後ろでは「歌ってー」って声が飛んでいたのですが、「ええ〜??」と言いつつ、
どうしようかな的なそぶり。しかし、すぐさまスタッフさんから握手会始めて下さいな
指示があって、「巻きが入っちゃった」と仰る宮野さん。
巻きが入らなかったら、一体なにをやってくれたんだろう。もしかして歌ってくれたのか?惜しい…
と思っていたら、ファンの人が並んだりの準備中、バックに流れる「久遠」にあわせて、歌いだす宮野さん。
優しい、優しいよ!!(笑)
(…自分の所まで声が届かなかったので、歌うまねだったかもしれません)


そして、準備が整い握手会開始。
なんと宮野さんから、生写真のプレゼントがあるのです!!
わー、凄い嬉しい!!
しかも、これは会場ごとに違うバージョンなんですって〜〜。




で。始まりました。
さすがは役者さん。普通に話す声もよく通ります。(笑)

宮野さんは客席に向かっているので、お声がそれなりに聞こえてきて
詳しいお話の内容はわからないまでも、なんとなく雰囲気でこんな話なのかなって
想像がつくのですが…
ありがとうございます、って嬉しそうに仰る時とそれから、ファンの方を優しく
力づけたり、頑張れって励ましたりが多かったように思います。
あと、宮野さんを思いっきり笑わせてたファンの方、凄いな〜一体どんなお話を
されたんだろう。気になりました。
それから、小さな女の子連れのママさんがいらっしゃって…まぁ、宮野さん普通に背高いし、
女の子からしたら、男の人って怖いと思うので(うちの姪っ子もそうだし)おびえた様子の
女の子に「怖くないよ〜〜」なんていい子いい子してあげていたり(その後、すぐさま
おびえがなくなったようで、バイバイしてました。あーお子ちゃまって可愛いよね〜〜)
実は二児の母なんですと告白しただろう女性に、めちゃ驚いたり(…とてもママとは
思えないお若い方だったから、客席もみんな驚いた・笑)
それはそれは楽しそうにお話をされていました。
あと、感激のあまり泣いてしまったファンの方を優しく宥めたり(「ごめんね、泣かせてしまった
みたいで」とご本人に、その後、客席に向かって「苛めたんじゃないからね〜〜」
なんて言ったり)緊張のあまり、俯いてしまうファンの人には、なるべく屈んで、お顔を見ながら
お話をされていました。
うんうん、目を見て話すっていいよね!(私の場合は見すぎて目を逸らされてしまったけどな!)

握手の順番は相当後ろのほうなので、長時間、宮野さんを見つめられて、楽しかったです。
見ていて飽きない人です。(オイ)



そしてとうとう相方の番です。
相方にはなにやら思惑があったようで「私先に行かせて」というので、特に異存もない私は
相方を先に舞台へと送り出しました。

↑この時はまだまだ余裕だったのねぇ(爆笑)

スタッフさんに、次の方はこちらへと案内された場所は、舞台から割と近く。
結構声が聞こえてきます。(笑)


「ウルフズレインから〜〜〜」
と言った相方に、一瞬固まった宮野さん。←一瞬スベったか?と冷汗が出た瞬間(笑)
多分、咄嗟には何か分からなかったんじゃないかと思うんですが、自分の中で合点が
いくまで数秒。その後、思いっきり破顔されました。
物凄い嬉しそうな笑顔。そりゃーそうですよね。だって古い作品だものー。
それからのファンなんて、少ないのかな??
正直、そんな頃から宮野さんを追いかけているファンはたくさんいると思っていたので
一瞬「なんだっけ?」的なその反応にちょっとビックリしました。

その後といったら、そりゃ〜もう、嬉しそうで。
傍目から見ていても、ホント満面の笑みだったので、舞台の下から「うわー、相方ありがとう」
な気持ちです。
まぁ、私はそんな感じで見ていたんですが、当の相方は思いもかけないリアクションだった
ようで、突然テンパりだしました。(笑)

さっきまで、「あんまり緊張してない」なんていってたくせに。(笑)
多分真っ白になってしまったのだろう相方が、ちょっと顔を伏せて、次何言うんだっけ?って
俯いたので、それを追う様に、相方の顔を覗き込む宮野さん。

近い、近いって!!
凄い近いって!!
見ようによってはヤバイって!(何が)

少々茫然となりながら、舞台下からじっくり見ていた私ですが、そんな宮野さんに顔上げて
びっくりする相方。
…そりゃあんなに顔が近かったら、後ずさるよね。(失礼)
だって、すげー近いんだもん。
相方の肩が大きくびくっと震えたので、あー相当テンパってるんだな〜〜と思っていると。
↑でかいよ!顔近いよ!って慄いていた(笑)

漏れ聞こえたのが
「いつか絶対お逢いしたくて…」

そんなニュアンスの言葉。
ほうほう、相方、頑張ってるじゃないか!と思ったら

「そっか〜〜逢えて良かったね〜〜〜」

なにそのリアクション!そっち?そっちなの?てか、そっちじゃないだろーーー!!
思わず裏手でツッコミ入れたくなりました。近くだったら入れてたかもしんない。(やめれ)


想像してないお返事です。(笑)つか、想像を絶するお返事。
発動された相方の心中やいかにですよ。

平静からしてそうなんだけど、己の言ったらお終い的な、自己完結型な性格が恨めしい・・・。

相方の頭の上に「へ?」なふきだしが見えました、私には。(私からは顔は見えないので
あくまで想像)

いや、まさにそうなんだけどね・・・。この時はなんてリアクションすればいいの??って戸惑ってた!!

宮野さんのリアクションに困り果て(たんだと思う)握手しながら、どんどん顔が沈んでいく相方。
それに釣られてどんどん屈んでいく宮野さん。
…妙な図です。

相方だけじゃなく、お顔が見られないファンの方には相当屈んで顔を見ようと努力して
らっしゃるんですが…いやーアレってやられると、余計照れないのだろうか。
どういうもんなんだろう。
…よく考えれば、私は過去照れて顔を見られなかったなんて経験がないので(これでも女の端くれ)
その辺の想像があまりできないんですよね。
例えば顔を覗き込まれたとしても、多分応戦する自信あるしなー…
ガン見得意だしー
うーん、私には絶対ないシチュエーションだな〜〜でも、あれ結構美味しいな〜〜と
思っていたことは相方には内緒です。(ここで告白するなよ)

ガン見できるほうが不思議だったりー。しかし、自分のことなのに、状況よくわかってなくて凹むわ。
後ろにいた相方のほうが良く見てるんだもんねぇ。
しかし、究極の凹みは、そこじゃなかった!!
実は、宮野さんとの会話の中で、「逢えて思い残すことはないです。本望です」なんて言ったんです
けど、その時のお返事が、「これからも本能のままに追いかけてください」って言われて・・・。
この時もお約束通りに『へ?』とか不思議顔しちゃってたんですが(…首も傾げてたと思う)、
お気づきの方はいらっしゃるかな?
「本能のままに」って大事な言葉ではないか!!と、後から気付く始末で(涙)
これはかなりのダメダメさ。
だって、「本能のままに」って「ウルフズレイン」のキバじゃないか!!と(涙)
もうね、テンパりすぎるのも問題ありですな。
てかフリーズに近いんですが、これほんとにどうにかして治さないといかんなと思いました!!



そして極めつけは宮野さんの一言。

「また逢おうね」


・・・・・・憤死だよね


また!?
凄い殺し文句です。私なら即死です。
凄い事をさらっと言うひとだな〜〜〜って思っていたら、案の定ノックアウトの相方。
ヘロヘロになりつつ、舞台を降りてました。
腰砕けてたっぽい。(笑)


「また逢おうね」って、嬉しすぎる言葉だよね。涙流して喜ぶところだよね。
なのに、「ええっ!また逢ってもいいんですか?」これだもんね、私の心の叫びは!!
その間、ノーリアクションですよ、石化ですよ(涙)
ほんと失礼の極みなんだけども。
殊声優さんに対してだと、端からなにか返してもらおうなんて思ってないから、思いがけない
言葉が返ってくると、うっかり、ぽけっとしてしまうんだよね。
リアクションに弱すぎ!即座に脳みそ働かせて、即対応できればいいんだけど、そこらへんの
シナプスは外れているのかなんなのか、幾度となくこういう場面に直面しても、攻略できた
ためしがない!!
嬉しくなるような言葉を言われ慣れていなというのもあるんですが、ホントに困ってしまうんです!
いつまで経っても学習できないそんな自分に凹むんですが、だから全然緊張とかしてなかった
はずなのに、会話の終わり頃にはもうヘロヘロっすよ(爆)相方に繋げる目論見もどっかへ
ぶっ飛んでしまったわけでー・・・・・・、


可愛いじゃないか。女の子たるもの、こうあるべきだな!と思いましたー。
宮野さんも女の子扱いっていうんですか〜?じゃあね〜ありがとうね〜〜な感じで
手を振って相方をお見送り。
お顔はもう、とっても甘いのでございますよ。近くで見ていて、やられそうになりました。
く〜〜いいなぁ、相方、宮野さんにあんな顔させてーーー!と思うのですが、
相方は振り返ることなく出口に向かっておりまして、その素敵な笑顔を見ることはなかったのでした。
惜しい、惜しすぎるよ、相方!!(涙)
てか、多分あれだよね、お見送りしてくれる宮野さんをご覧になった方は相当少ないので、きっと
みんなあの素敵過ぎる笑顔は次の人が見ているんだろうなぁ。
惜しいよ〜ちゃんと最後まで見ようよ〜〜
…ってシャイなガールズは普通見られないのか、そういうの。(…私その辺おっさんだから)

んでもな〜〜
やっぱり、折角好きな人に逢いに行っているのだから、目を逸らさずにお話しようよ〜〜
勿体無いよ〜〜と切実に思いました。
や、だって。
屈んでも、どんどん目を逸らしてしまうファンの方には「せっかくだから目をみて
お話しましょう」なんて仰ってましたし、覗き込んでまで目をあわせてお話されてた方ですし!!
(や、それが余計照れるんだろうけれども)

逃げをうつ相方に、一生懸命目をあわせようと努力されてて、うーん、惜しい〜〜って
思ってしまったんですよね。(笑)

…まぁ、見すぎもよくないってのは、後で思い知りましたけど…(涙)



「次、友達なんですけど〜〜なんて前振りするね」とか言ってた筈の相方、宮野さんのリアクションに
あわあわだったので、とても前振りなんてするどころか、そんなもんどっかにふっ飛んでしまったようだったので、
相方をお見送りした甘い笑顔と雰囲気のままの宮野さんが!!!私を!!
にこやかに「こんにちは〜」とお出迎えして下さいました。わたしを。(笑)


ぐはっ!私にもこの笑顔を向けてくださるのですか〜〜〜と感動です。
すぐさま手を差し伸べてくださったので、もう速効宮野さんの手をとりました。(少しは恥らえ)
私は普通に両手握手。なんか他の方はクロスな握手な方が多かったみたいで「みんなこれが好きなの?」って
言いながらクロス握手してたんですが、私はがっつり触れ合える両手が良いので(おっさんか!)
両手でがっつりとにぎにぎさせて戴きました。

見上げれば、甘いお顔のままにっこりの微笑み。

おおお〜笑顔が素敵すぎる〜〜〜と思ってはいるんですが、私の口ときたら勝手に動き出す。


「3月のコルダ祭での宮野さんのお歌で大好きになりました!」(一気喋り)

…言おうと思っていたことをかなり端折ってしまった私。
いや、「Tip-Top Shape」が大好きでどうしようかと思うくらいなので、それを
お伝えしなくては!と思った筈なのですが、口が勝手に変な告白してしまった。
言葉足りなさすぎ!


限られた時間でどれだけ喋れるのか!って所ばかりに気を揉んでいたので、
一足飛びしてしまったのですが、しかし、そんなある意味告白の言葉すら、なんのその。
宮野さん全く動じません。嬉しそうに微笑んでくださって、

「Tip-Top Shape♪」

にっこりの微笑みつきでワンフレーズ歌ってくれたんです!
後から思えば、すげーことです!!!(死)
私の記憶違いでなければ、これの前って、宮野さんが歌ったのは、流れる「久遠」に会わせて
歌ってくれたのだけ…確か他の歌は歌われてないはず。
これって、ある意味私一人に歌ってくれた訳じゃないですか。
後ろの人が聞こえたのかは分からないんですけど(笑)その時間は私のための時間なわけで…

これ、凄くない?
たったワンフレーズでも、凄い事じゃない???
大好きな歌を歌ってくれたんですよ、凄すぎだよ。私なんかにサービスしすぎーーー!!
嬉しいよ〜〜ほんとありがと〜〜〜


って。
後からね、そうは思うの。
思ったのよ!!

んが、その時の私。

うをー歌ってるよ、歌ってくれちゃったよーーーー!!(心の中絶叫)
しかも、ワンフレーズ歌った後に「これだね?」なお顔されるんですよ。
…言葉だけじゃなく、表情も雄弁な方ですね。さすが役者さんだ。
そんな顔されてさ?ね?って笑われたらさ?


「そうそう、それ!!!」

って言っちゃわない?
言わない…か…。
でも、言っちゃったんですよ。←勇者だ!!

わー!!!最低ーーー!!!
失礼にも程があるだろ。私。(死)


もっとほかに言う事、なかったんかいーーー!!!
うわーん、私の馬鹿〜〜〜!!
もっとほかにリアクションあるでしょうが〜〜〜!!!

あの曲、すげー好きなんです、好きなんですが!!!
まさかさー、そんな歌ってくれるなんて想像もしてないじゃないですかーーー!!

「もう、ほんと大好きなんですーー」

とか言ったのは後から思い出しましたが、結構軽くスルーしてしまった
結果ではなかろうかと。(オイーーーー!!!)

後悔先に立たずです。ええ。
もちっとマシなリアクションしろよ!な感じで。(滝汗)
うう、藤崎一生の不覚。


しかし、その時の私は、今回一番聞きたい事を聞かねばーーーな気持ちになっていたので、
凄い話題転換をしてしまいました。

本当はね〜、時間がもうちょっとあったらね〜〜〜…
ことの経緯をきちんとお話した上で、お聞きしたかったのですが、なにせ時間がない。
巻きが早い…なので、ここもまた色々端折ってしまったのです。


えとえと…ちょっと鬱陶しい語り入りますが…
宮野さんを知りたくなったら、当然色々調べるじゃないですか。
ご本人様の公式サイト(ブログ?)はすぐに分かるものの、
なんていうか、ここを見たら、リリース情報も出演情報もすぐさま分かるよ!的なサイトさんが
どうしても見つからなくて。
そういうのは、アニメ公式やCDの発売元等を調べていけば、分かりますけど、それって時間掛かるし
できれば、すっきりリスト化してくださっているサイトさんがあれば、それに越した事はない訳で…
そういう情報サイトさんを探すものの、見つからない。
あるのかもしれないけれど、全く見つけられなかったんですよね。
私の場合、幸い、昔からファンである相方がいるので、あれやこれやとお薦めしてもらったり
DVDやCDを見せてもらったり聴かせてもらったりして、何も知らなくて一人で調べている人よりは
一足飛びに宮野さんを知ることが出来たんですが、これは詳しい友達がいたから
ラッキーだったわけで…
そうでないととても大変だろうと思ったんですよね。
でもって、自分のためにもそういうリストがどうしても欲しい…
となると、ないのなら、自分(達)で作るしかないじゃないか、なんて思って。

それって…サイト作るってことになるわけですよね。
そこで、やっぱり一番気になるのは、宮野さんがそういうのをどう思っておられるか!じゃないですか。

ぶっちゃけ、ファンサイトって難しいと思うんですよ。
ファンサイトの存在を快く思われない声優さんもいらっしゃると思うし(…ファンサイトって
やりようによっては、ストーカーになってしまう恐れがあると思うので)
もし、それをお聞きする機会に恵まれることがあれば、是非ともお聞きしてみたい訳っす。
そういうのをよしと思わない人なのだったら、やらないでいる方がいいと思うんですよね。
好きな人の嫌いな事をするなんてこと、ファンとしてはあってはならない訳じゃないですかー。
なので、折角の機会、そこを聞きたかったんです。
本当はね、日頃どれだけ宮野さんのふわっとボイスと笑顔とブログのテンションに癒されているのか
お伝えする方がファンとしてはいいと思うんですけれどもね…
直接お話できる機会なんて殆どないし、すぐさまお返事が返ってくるこんな機会は相当貴重ですし
サイトをするなら、どうしてもお聞きしたかったので…思い切って聞いてみた次第です。
前振り長すぎですみません。
いやー、ホントは、上に書いたことをちゃんと説明した上で聞きたかったんですけど、
何せ時間が足りないので端折った、端折った。(笑)


ファンに優しい方だから、嫌でもいいよって言ってくださるかもしれないって危惧があるので
(こんな私でもそこは一応心配です)
そこは、もう宮野さんの言葉は勿論、小さな表情までもきちんと見つめて、判断しようと思いました。
なので、恐ろしいくらいにマジマジと宮野さんの顔を見つめる私。(怖いから止めろっつの)


「私、宮野さんのファンサイトを作りたいのですけれどいいでしょうか」(また一気喋り)

Tip-Top Shape歌ってくれた余裕のある宮野さんは一変。「は?」なお顔になってしまいました。(ぎゃ!)
ファンサイト作ろうと思ってるファンなんてたくさんいると思ってたんですが、こういうこと
言われた事全くないのかな?ってなくらい、一瞬ぽかんってお顔させてしまいました。
凄く申し訳ない気持ち。(汗)
んが、なんとか立て直してくださって、
ファンサイトってのに思い至って「ああ」ってお顔して下さったので、話を続ける私。

「もし、宮野さんがそういうのがお嫌いなら、やめなくてはと思っているのですが――」

…あわあわ。私の言葉運びが悪いのは重々承知なのですが、

そういう流れになるとは全く予想されていなかったようで、「宮野さんがいやならやめる」って言った部分に
物凄い反応を示して下さって。
…言葉より先に顔を、物凄い勢いで、横にぶんぶんと振って。(凄い回転だった)
ぎゃ、そんな捨てられた子犬みたいな顔しないでーーー!!な感じの表情だし、
も、変な事言ってすみませんm(_ _)mな感じです。


大人の男性に失礼を承知で言っていいですか。
すげー可愛いです、どうしようかと思った。(どうもすんな)
で。ぶんぶんと首振って、その後やっと言葉が出てきたようで。なにを言われるかと思ったら。


「いやいやいやいやいや(物凄い回数否定されました・笑)どんどんやって、じゃんじゃんやって」

私も大概一気喋りですが、この時の宮野さんも凄かった。
物凄い勢いでの否定に、「やって」って何度言われたかなー。凄かったんです。
全身全霊で「嫌なんて思わないよ!!」って言ってくれた感じです。


↑その場面見てないけど、なんか想像通りだった。「ダメならやめますなんて言ったら寧ろやって
と言いそう」って言ってたんだけど、まさにその通りで(笑)全身全霊で否定するお姿が目に
浮かぶってもんです。


いやもう、ほんとすみません、穿った考え方とかしてしまってー。
あんな風に、あそこまで、全身でそんなことないって言って戴けるとは思わなかったのです。
凄いな〜〜こんな正直でいいのか、この方…なんて後で思いましたが、その時の私は、
ほっと胸をなでおろしました。
そういうの嫌じゃないんだ、良かったって思った。

んが、ほっとするのもつかの間。

「もう、是非是非応援して下さい!!!」


へ?
なんと仰いました?

…応援して下さい??

うわ、これまた凄い言葉をさらっと!!!
普通…なかなか言えないと思うんですよ。応援してって。
心で思ってても、カッコつけちゃうといえない言葉だと思うんですけど。


そんなこと、言われてしまって、いいのか、私ーーーー!!!です。

こんな風にああいう言葉をさらっと言う人なんていなかった。私の経験してきた触れ合いイベントで
そんな風にファンに言った人はいなかったよ!
なんてまっすぐな人なんだ!!と感動です。


も、そりゃもう、こっちも全力です。応援しますとも!したいから、サイト作りたいって
言ったのだし!!!
ええ、全力で言い切らんとアカンです!

「はい、頑張ります!!」

Σ( ̄ロ ̄lll)言葉が可笑しいでしょ、私ーーー!!

…何を頑張るのよ…いや、ガンガン応援するってのをだけど、私の言葉が意味不明(汗)
後から思い返すと、この頑張りますには、ちゃんと頑張れってお返事があるんですよね。
つくづく凄い人だー。
ファンの言葉ひとつも逃してない人です。凄すぎです。



そして!!!

「さっきの子、友達なんですが、彼女と2人でサイトやりたいねって言ってるんですが」

と言ったら、もう外に出てしまっただろう相方のほうを向いて(ああ、さっきの人、なんて思ったのかな?
なんて印象でした)いないので(そりゃもういないよ。出てった後だもの)、また視線が戻ったので

↑なんと!外で君を待ってる間に実はそのような視線が飛んできてたんだね〜〜〜ぎゃーvv


「サイト名が決まらないんです。もし良かったらサイト名つけて戴けないですか?」


あっはっはー。
言っちゃったよ、このひとー!(他人事か)

いやあ、調子こいてしまいました。だってー、軽く「やってもいいよ」じゃなくて、やってやって、
どんどんやって!とか言われたら、ダメとかじゃなくて、寧ろ大歓迎な人なのか?って
調子に乗りません?(乗りすぎだ)
まぁ、相方との電話とか、握手会前のお喋りでテンション上がりまくりの私は
「サイト名つけてもらいたーい!」なんて冗談みたいなこと言ってたんですが、まぁ、普通は
そんなこと言ってても、いざ、ご本人様を目の前にすれば、思ってることの10分の1もいえないもの
らしいんですが…
思ってる以上に言っちゃった人がここに。



ダメで元々。
サイト名つけて戴けたら、棚からボタモチ。
よくもまぁ、そんなことまで言ったな…ってのは、後から思いましたけど、口が勝手に言葉を
紡ぎ出すんだもん!!(だもんじゃないっての!)

んが、言ってしまったもの、取り消せません。
や、でも、あんまり困った顔されちゃったら、すぐさま引こうと思ったんですよ。
それはちゃんと。
困らせるなんてしたくないですから!これはホント。
でも、


「えと…んと…『ラブマモ』でいいんじゃない?」

引くまでもなく、さらっとお答えが。(早)
しかし、今度ばかりは私の方が反応できなかった。


間。
きっと私は(∵)←こんな顔だったと思います。



「ラブマモ?」

反芻するも、次の言葉は出てこない私。

だってー。
サイト名に「マモ」なんてご本人さまのお名前戴いてしまっていいんですか?
しかも、ラブですよ。
や、ファンとしては、まさにそうなんですが、自分で考えるとしても、まさかそんなベタな
ファンサイト名はさすがに付けられないというか!!!
つか、愛してる宮野さん…って意味な訳でしょ〜〜??


そんな名前がご本人さまから提示されるって、だれが想像する!?
しないって、絶対想定外だって!!

何より、んなファンサイトにお名前お借り?戴き?していいのか!?ってのが一番にある
じゃないですか。
だから。

「…で、いいんですか?」

って言っちゃったんですよね。←やっぱり勇者だ!!
名前貰っていいんですか?って言えばいいのに、あまりに茫然としたので(これまた不覚です)
つい言っちゃった。
多分時間にしたら、数秒。「ラブマモ…でいいんですか?」的ニュアンスで言ったはずなんですが、
すみません、ホント私は言葉足らず。
私の言葉をどう解釈したのか、お顔には分かりやすく「え?ダメなの??」とハッキリと
書いてありました。(なんでこんなに分かりやすいのだろう。あの方隠し事とか絶対できない人じゃないのか)

今日はあんまりテンパってなくて「落ち着いてるなぁ」な印象の宮野さんでしたのに、
すみません、また、あわあわさせてしまってーーー!!と思うと同時。

「ラブマモ」は冗談ではなく、心底OKなのかもしれん!!!とも思った私です。
(天晴れ勘違い)


や、疑ったとかじゃないんですが、こんなアホな話題だから冗談でお返しされたのかも
しれないじゃないっすか〜〜〜
だって、ラブマモなんて、思いっきりそのまんまだし、そんなんがご本人さまの口から
出てくるって思わなかったから〜〜〜

またそんなことを一瞬でぐるぐる考えていたんですが、宮野さんがあまりに不安そうにっていうか
眉を八の字にして、「え?だめだった?」な顔をなさるので、凄く申し訳なかった私です。
ほんと、失礼なヤツですみません。

で、そのお顔のまま、何か言いかけられたので、「やっぱりそれなし」とか言われたらアカンと思って。
宮野さんが声を発する前に

「じゃあ、ラブマモで!」

叫ぶ私。
サイト名として、戴きです!!
宮野さんがいいと仰るのですから、お名前をお借りしたサイト名を名乗らせて
戴くですよ!!例え畏れ多くても〜〜!!(笑)

「それ使わせて戴きます!」

とかなんとか。
撤回されちゃわないように私も必死。(バカでほんとすみません)

丁度その辺りで、後ろにいるスタッフさんが巻きの合図を送られたようで(あの合図は宮野さんに
「もうそろそろお話切り上げて〜」って合図だったようです。それでも長くお話していると、直接
ファンの方に「そろそろ」ってお声が掛かるみたいですね。私は視界の端にスタッフさんの合図の手が
見えたので、おお、もう時間なのか!と思い、あとはもう写真を戴いて帰るだけ!な感じで。


なんていうか、目的は全部果たした!みたいな、清々しい気持ち。
なにこの、自己満足っぷりは、って感じですが、その時は凄く清々しかった。(阿呆)


相方がVサインで出てきた時の満面の笑みは、ほんとに清々しいほどのもので。
やはりか!やはりやりおったか!!とつくづく感心したものです。
オオモノだ・・・とひれ伏したい気分にもなりました。
サイト名のことまでは言えなくてもやってもいいよってOKもらったんだと即座に理解できたのですが、
よもや「らぶ★まも」までゲットしてきたとは!!
言った相方もスゴイが、名付けた宮野くんもツワモノだと思いました。
しかも「『らぶ★まも』でいいって!!」と相方の口から聞いた時は、そのネーミングセンスのあまりの
らしさに・・・唸ってしまったのは言うまでもありません。



頭は速効切り替え。
スタッフさんの合図とともに、握手の手が離れ、宮野さんがファンに配ってくださっているお写真に
手が伸びたので、ほくほくでそれを頂きまして

「ありがとうございます」

と言ったんですが、宮野さん的には、そんなことより、さっきのサイト名のほうが気になったみたいで
私の言葉に被せて

「ごめんね、適当な感じになっちゃってー」

と仰ってくださって。
ううう、すみません、無理を言ったのは私ですし、適当だなんてとんでもないです!!
と頭の中はそう叫ぶんですが、何せ、もう次の人と交代しないといけないし、喋るスピードというのは
限られているので、

「いえとんでもないです!!ありがとうございます」

といいかけていたら、何故か

「うん、ほんとごめんね」

会話被りまくり。(笑)
もう、焦りまくりですよ。つか、宮野さんも焦ってましたね。すみません、急かされてるのに
色々と気を遣って戴いてしまって〜〜(>_<)
もう、凄い気遣いの方ですね、凄いよ。私もあんな風に気を遣える人になりたいです。
なんていうの、相手を楽にしてあげられる気を遣える人ですよね。

宮野くんを焦らせたファンはきっと君くらい・・・。

そんな感じで、被りながら
ほぼ、舞台を降りる時まで会話しちゃってもう…。

へこへことお辞儀をしながら、舞台を降りようとしたら

「頑張ってね」

って言葉が後頭部に飛んできたんで、逸らしかけた顔を宮野さんに戻したら

「じゃ!」
な感じで手を上げてて下さっていて。
もう、あれです、またへこへことお辞儀を繰り返すしかない私です。

出口に向かいながら、考える。

…頑張ってね…サイトをって意味だったのだろうか???ん???(汗)
そういえば、サイト名云々の前に、わけの分からん「頑張ります」って言葉を言ったような気がするが
それに対してのお返事だったのだろうか???

私のせいで宮野さんも相当焦っておいでだったので、真意が分からないのですが、
なんだか、エールを戴いてしまったのだと勝手に勘違いして、頑張りたいと思います(アホか)


しかし。
こんな会話なので、仕方ないんですがー。
私をお見送りの宮野さんは、相方にしていた女の子をお見送りする「バイバイvv」な感じではなく
片手を上げて「じゃ!」な感じだったんですよね。
当たり前ですが、お顔も当然甘くない。


…私はファンとして何か間違っていると思いました。(今頃気付く)
つか…いつぞや、相方の付き添いした某イベントを思い出します。
あううう(>_<)

そんなわけで、
私だけの時間も終わり、会場から退出して、握手会のイベントは終わりました。





このような事を言い置いてきた経緯を相方に話したわけですが。
爆笑のうえ
「も、君、マジで最強だよね」
のお言葉を頂きました。それは褒められてるのか!?(笑)
↑褒め言葉だよ。憧れだよ〜。

「でもさー、時間なくて、頑張って下さいとか、大好きですとかって殆どいえなくてさー」

あれほどに図太い私もしょんぼり風味だったんですが

「ファンサイトやるってのは、そういうの全部内包してるわけだから、それは伝わってるよ!
そういうことはちゃんと受け取ってくれる人だよ!」

と言われ、単純な私はそれで浮上。(アホだな確実に)
↑なにより嬉しいんじゃないかと思うんだけどー。どんどんやってじゃんじゃんやってなんて
相当だと思うですよ!!



宮野さんご本人さまから、「どんどんやって」ってお言葉を頂きましたし(笑)
サイト名も宮野さんにつけて戴いたことですし…相方と2人、頑張ろうと思います。
とりあえず…
サイト名は可愛く「らぶ★まも」がいいかな。
なんか平仮名がかわいくないっすか。(笑)


しかし、ひょんなことから転げるように決まった今回のことに、未だ不思議感に捕らわれていまして、
人生って何が起きるかわかんないものだなぁって思いました。
私も「らぶ★まも」大事にしてゆきたいと思います。