*検索からこられた方へ
当サイトは宮野真守さんファンサイトですので、当感想も、あらすじのほかには宮野さんのことしか語っておりません。
他キャストの方のレポ等ご覧になりたい方は、他所さまのレポをお探しになってください。









アンラッキーデイズ







2007/9/22
青山円形劇場
【作・演出】 西永貴文(猫☆魂)
【映像】 堤 幸彦

【出演】小松彩夏、長田奈麻、上山竜司、加治将樹、宮野真守
大石里沙、佐々木光弘、井澤崇行、秋枝直樹、村木宏太郎、
堺沢隆史、落合孝裕松本恵理、岡崎保憲
大熊啓誉
モロ師岡




藤崎のえる








なんとなくこんなお話だった…というあらすじと、マモさん登場シーンの感想を忘れてしまわないようにと文章にして残しておこうと書き出したものです。間違いも多いと思いますし、詳細なレポ等ではありませんので、ご了承ください。この色の文字が感想部分です。
3月にはDVDも発売されますので、是非ご覧になってくださいませv










登場人物
ミキ:主人公・出会い系サイトでメールオペレーターの仕事をしている。
カントク:ミキの元彼。コンビニで働く。
イガラシ:銀行員。実はミキがバイトをしている出会い系サイトのお客でアキバ系オタク。
クニオ・シュタイナー:漫画家。元はフランケンシュタイナーという二人組の漫画家だったが、相方:ナツメの急死により一人で活動中。
ナツメ:クニオの相方。キーパーソン
サナダ:クニオ・シュタイナーの編集担当。
アマノ&ナリタ:銀行強盗
ノムラ:カントクの兄。刑事。
アヤ:ミキの姉。
ケン:アヤが入れあげているホスト
ヤマザキ:カントクが働くコンビニの店長。秘かにアヤに惚れている。
サクラ:「オオイシリサ」マニアの取立て屋。カントクの借金取立てを行う。
オオイシリサ:タレント





円形劇場ということで、丸いです。舞台が真ん中に設えてあり、その周りを客席がぐるりと囲っている状態です。客席上部二箇所にモニターがあり、そこに映像が映し出されます。舞台は勿論、モニターの映像や芝居も効果的に使われていて、凄いなと思いました。
いきなり現れる、悲壮感漂う主人公。「ついてない」を連発。ついてないというものの、それはほんの些細な事。そんな主人公にに共感を覚えます。(笑)些細な事でもついてないと辛いんだよねー、みたいな。そして始まる、舞台でのお芝居。







出会い系サイトでメールオペレーターのバイトをしつつ日々を過ごす主人公ミキ。
彼女はつまらない人生を送っていた。
好きな元彼に電話をしてみれば、携帯は知らぬ間に変えられていて繋がらないわ、バイト先でのメール相手は、アキバ系オタク男(イガラシ)だわ、メールもアホな内容ばかり。ミキはそんな日常に辟易していた。
ミキにはアヤという姉がいたが、アヤはケンというホストに入れあげ、騙されているとも知らず、結婚を夢見ていた。(アヤは結婚する気満々だった)そんなアヤに秘かに思いを寄せるのが、カントクが働いているコンビニの店長ヤマザキだった。
そして、ミキの元彼コンビニ店員のカントクはサクラから借金の取立てを受けて困っていた。そのコンビニを思い切って訪れた恨み言を言うミキに金の無心をするほどの困りっぷりである。

一方、フランケンシュタイナーというユニット漫画家の作品にヒントを得て、銀行強盗を企むアマノとナリタ。
可笑しなテンションのナリタをなんとか宥め上げたアマノは、オタク男、イガラシの働く銀行へと向かった。

また一方では、漫画家、クニオ・シュタイナーの仕事場。クニオは原稿が上げることが出来ず、担当編集者サナダに宥めるというには失礼な暴言を吐かれていた。フランケンシュタイナーの片割れであったクニオ・シュタイナーは、ユニットの相方を突然の死によって、今は一人で連載を抱えているのだが、全く原稿が捗らない。トイレに篭って逃げを打つ始末。
サナダはクニオ・シュタイナーがいないのをいい事に、机の引き出しから、フランケンシュタイナー時代の受賞賞金を盗み出した。そこには真っ黒な千円札。
「なんだこれ」と言いつつ、一度社に戻ると言い置いて、早速銀行へと両替に向かったのだが、サナダが向かったのも、二人の銀行強盗、アマノとナリタが向かった、イガラシが勤める銀行だった。
サナダが去った後、死んだはずの相方のナツメがクニオ・シュタイナーの元へと現れる。自分ならこうする、とクニオ・シュタイナーが描けなかった漫画を描き上げるナツメ。
去り際、サナダには気をつけろと忠告するも、ナツメを幻覚だと思いたいクニオ・シュタイナーはそれを聞き入れなかった。


銀行。
サナダが両替をしている間にアマノが入ってきた。サナダが銀行を出た後、何食わぬ顔で店頭の番号札の機械に細工をし、その機に乗じ、フランケンシュタイナーの漫画に出てくるマスクを被ったナリタが銀行強盗をし、まんまと金を盗み出した。その際、例の真っ黒な千円札も、ナリタによって盗み出された。
アマノとナリタの予定では、ナリタがコンビニのトイレに金を隠し、その後アマノがコンビニからそれを持ち去る筈だった。
しかし、丁度ナリタがそのトイレに金を隠して、礼の真っ黒な千円札で少しばかりの買い物を済ませ、店を出て行った後、コンビニに居合わせたミキがトイレに入ってしまう。そして、そこに不審なバッグがあるのを発見してしまった。大金だとは全く気付かないミキ。貸してくれと頼まれた3万円をカントクに渡し、買い物をしてコンビニを後にした。その際おつりのお札に紛れていたのが、例の真っ黒な千円札だった。ミキは去り際、そういえば、とナリタがトイレに隠したバッグを「不審なバッグがあった」とカントクに告げていた。不審なバッグと聞いて慌ててトイレから出してきたカントク。
その中をこっそり覗いてみると、大金があり、慌てふためくものの、その金と自分のバッグの中身を入れ替えてしまう。その後、そのバッグは何も知らないアマノによって持ち出された。

まんまと金を持ち帰ったカントクは、その金をフランケンシュタイナーの漫画が入っている場所へと隠し部屋を出た。その部屋へと足を踏み入れたのが、兄である刑事ノムラ。
アマノとナリタの起こした銀行強盗がフランケンシュタイナーの漫画と酷似していたため、弟に漫画を借りに来た所だった。
漫画の在り処は知っている兄、うっかりその場所を開け、大金隠されている事を発見してしてしまう。
銀行強盗は弟の仕業だとすっかりカン違いした兄は丁度戻ってきた弟を詰問する。
弟の話を殆ど聞かず、「兄ちゃんはおまえの見方だ」と言い放ち、一人テンション高く興奮するノムラ。その話の途中、金を返済するからと呼び出されたサクラが来訪するも、兄はサクラを追い返してしまった。






*舞台セットは組み合わせでどうにでも変化するユニットの箱のようなもの。スタッフが設えるのではなく、登場する演者がその箱を移動させたり、組み替えたり、小道具を出したり、全て自分たちの手で賄っていて、無駄がなかった。(素晴らしいvv)
細かい所がとてもよく考えてあって、凄い凄いと唸ることしきり。

さて、やっとマモさんの登場です。
左手通路から登場したマモさん。オールバックにグレーのスーツ。カッコいいイデタチ。何故か手にはりんごをお持ちでいらっしゃいます。(デスノパロの前フリだったようです。その後りんごは、スーツのぽっけに突っ込まれて、それ以降お目見えしなかった・笑)
登場するなり舞台に向かって台詞を言ったかと思ったらくるっと振り返って、どうだ!的なお顔。
…なんだかばっちり目があってる気がした。何故こっち見るんだとかなり動揺。(私は壁なのに、思いっきり動揺する阿呆がひとり…涙)
ここに漫画を隠してるのは知ってるんだ〜と、箱をぱかっとあけた後、思いっきり箱に顔を突っ込む。(つっこみすぎ)足をバタバタさせながら「な、なんだこれは!!」と大金を発見。
顔を出したりもう一度突っ込んだり忙しく動きながら、兄ちゃん動揺しまくる様子がめちゃ可笑しい。
弟が帰ってきてしまったため、咄嗟に隠れた先が自分のブロックのまん前。
顔が私の前、足はりとさんの方向だったので顔が良く見える…んだけど、何故かまたこっち向いてる気がしてしょうがない。(笑)
慌てふためいて必死に隠れる様は大笑いだった。
結局見つかってしまい「なにやってんの」と訝しげな弟に「いやー、これはなんでもないあっはっはー」とやたら発生のいい声で誤魔化す兄。
なんとか追い出そうとする弟にフランケンシュタイナーの漫画を借りようとするのですが、5冊づつ2回くらいに分けて出てきたときには、はいと渡されるたび、ああ、うんって受け取るんだけどそれを何度も繰り返されて、最後手の中で漫画が積みあがったら、「てか、多くね?」と言ったときの間が笑えた。
弟が心配な兄は唐突に弟を詰問。お金に困ってるのかとかなんとか…あれやこれやと聞くも、奥歯にものが挟まったような言い方なので、要領を得ず、困ってないと言い張り追い出そうとする弟。
途端、取調べの刑事の如く捲くし立てる兄。尋問の如く手帳を取り出せば「やめてくれよ、兄ちゃんがノートに何か書くと殺されそうなんだよ」(デスノートのパロ来た!)弟懇願。(笑)
その時のマモさんの仕草が凄く笑えました。どんな早さだ、それ!ってくらいの勢いで手帳に何か書きこむあたりとか…三上のようでした(笑)
で、何がなんだか分からない弟が追い出そうとするので兄ちゃんとうとう切れちゃった。
「ここに座りなさい!!」1オクターブ高くなる声。(笑)「に、にいちゃんはおまえの味方だから、正直に言いなさい」「なにを」「やったのか、」「は?」「だから銀行強盗やったのか」「はぁ?何言ってんだよ」「何言ってんだよ、じゃない!あの金はなんだ、兄ちゃん知ってるんだぞ!!」兄ちゃん必死です。抑揚激しく声高く…座らせた弟にかぶさるようにがっつり肩を掴んで説得を試みる。この辺りの兄ちゃんの暴走っぷりが可笑しくてしょうがない。
ていうか、丁度その時はマモさんは私の方に背中を向けていたので、顔は見えなかったのだけれど、背中堪能。細いです…細すぎです。前かがみになるから、腰の細さとか分かってしまうんだけど…凄い細いよ、腰ー!!大丈夫なのかと心配になる。いえ、そんなアホなことを思っている場合ではありません。舞台が円形ということは、当然、背中しか見えてないお客さんがいるということで、演者さんたちは、当たり前ですが、背中での演技も要求されたのだと思います。もう、背中の演技が凄かった。見なくても一体どんな顔して演じてるのか分かる…そんな背中だったです。背中いっぱいで、弟を心配してた。
兄バカを背中でがっつり演じてくださってました。凄かった。
そんな私の綯い交ぜになったいろんな気持ちは置いてけぼりに話は進んで、サクラが金を取りにやってきたのを、追い返してしまう兄。
出ようとする弟を押しのけて凄い勢いで玄関らしき場所に行った兄。思いっきりドアを開けると、目の前にサクラが。
マモさんより上背のあるサクラに背伸びで食って掛かる様は、可笑しくてたまらんかった。背伸びしてもまだ負けてるマモさんなんて、なかなか見られるものではないと思います。しかも、兄、刑事さんだけど、チンピラなサクラと比べるとちょっとばかり迫力不足(笑)そんな様子が余す所なく発揮されていて兄が必死であればあるほど、その様相がコミカルでおかしかった。「アンタに払う金はありませんーー!!」サクラをけりだす勢いでドアをパンと閉めて鍵をかうジェスチャーも面白すぎでした。






ミキに渡った真っ黒な千円札。
よく見てみると、真っ黒なのは薄汚れている訳ではなく、何か文字が書いてあった。それはひとつの物語であった。
そこに書かれている、サブリミナル効果を生み出すメッセージ。
それを使って、世界を支配することを思いつき、カントクとバイト先で知り合った、オタクのイガラシを誘って、それを実行に移す事を計画した。
だが、暴走したイガラシによって、それは、無差別殺人を引き起こすプログラムへと変貌してしまっていた。


ケンの部屋。暫く前、偶然コンビニの店長ヤマザキに遭遇したアヤは、ケンが自分を騙していることを知らせれたが、信じたくなかった。不安を抱えつつも、アヤは結婚式の話を進めようとするのだが、乗り気でないケン。話をしようにもひっきりなしに掛かるお客からの電話に不安になるアヤ。
丁度ケンが席を外した時に家電がなり、メッセージを聞いてしまう。自分が騙されていたと知りショックを受けるアヤ。痴話げんかになりそうになった瞬間
メール着信音。
途端、ケンの様子が可笑しくなり、家を飛び出していってしまった。


バッグの中身が金でなかったことに衝撃を受けた、アマノとナリタ。
偶然通りかかったクニオ・シュタイナーにサインを強請るも、書くものを持っていなかったため、クニオ・シュタイナーの仕事部屋を訪れる事となった。しかし移動途中、急に飛び出してきたサクラを轢き殺してしまう。(本当は死んでいない)
警察に行く訳にはいかない二人は、自首をすすめるクニオ・シュタイナーに警察はダメだと言い張る。知り合いの刑事に事故なのだと口添えすると言われるものの、頑なに拒む二人。そんな仕事場に現れたのが編集者のサナダだった。
そこに現れた刑事ノムラ。彼は銀行強盗の手段となった漫画のことで、クニオ・シュタイナーを訪ねてきた所だった。クニオ・シュタイナーの言う刑事とはノムラのことだった。自己紹介を終える前にトイレにいたはずのサナダが風呂場に隠しておいたサクラの死体を見て上げた悲鳴。驚く面々の中、緊張のあまりなのか、持っていた銀行強盗時に使ったマスクを被ってしまったナリタ。
それを見たノムラが言い放ったのは、「弟をたぶらかして銀行強盗をさせたのはオマエか!」だった。
拳銃をつきつけあったまま、緊張状態の中、実は死んでいなかったサクラが起き出してきた。俺を轢いたのはおまえか、とナリタとアマノに詰め寄り、そのゴタゴタで、サクラが拳銃を奪い、膠着状態の丁度その時。
メール着信音。


*またも、マモさんは左側通路から登場。シュタイナーの仕事場ににこやかに入っていく。
警視庁のノムラです、と警察手帳を見せるマモさんはかっこよかった。
でもって、銃を構えるマモさんもかっこよかった…ただ台詞が「おまえか!おまえがカツヤに強盗を強要したのは!!」とまたもカン違い…というか…お前のせいで!!とやっぱり兄バカ炸裂なマモさん。ノムラに釣られて銃を出してしまったナリタ。仲間だと分かったアマノに銃口を向けるとアマノが戦いのポーズ。どうやっても、それじゃ、勝てそうにありませんから。(笑)
…交通事故で人を轢いたのと、銀行強盗等が重なり、関係が待ったく分からなくて、「ちょっと待って、俺だけ全然わかんない」とか言い出す兄も面白かった。



立ち上げたサイトに書きこまれる、殺人予告や殺人の多さに青ざめるミキ。
イガラシが不気味に笑いつつ、みんな死んでしまえばいい的発言を繰り返し、ブラック化。
ニュースは唐突に起った殺人のことばかりが流れ、なにこれ!と戦慄くミキ。


*メール着信で操られる人々。
演者さんが舞台中央にマスクを被り(フェンシングの時に使うようなのの柔らかい感じの赤いマスク)出てきて客席に向かって円形になる。マモさんはまたも、私達ブロックの前です。ラッキーすぎる…。そして、 音楽に合わせて、ちょっと激しめのダンス。
まん前ではなかったけれど、ダンスシーン見られて幸せでした……まさかダンスまで見られるとは思っていなかったので、お得な気分。つか、まじ動きがすごいな〜かっこいいよ、かっこよすぎました。




イガラシに連絡を取り、やめることを要求するも、イガラシはホテルで会うことをミキに要求してくる。イガラシにサイトを削除させるため、ミキとカントクはそれぞれ指定されたホテルへと向かった。


クニオ・シュタイナーの仕事場。
メール着信音の後、全員が携帯を確認した後。突如可笑しなことを言い出したサクラ。唐突にその場にいたノムラ以外の人間を撃ち、ノムラを人質に取って、金を奪いにいくと言い出し、カントクの元へ。
二人が外に出た後、起き上がる面々。この可笑しな事件が、自分たちフランケンシュタイナーが作りあげた物語だと気付いた、クニオ・シュタイナーは、引き出しの千円札がなくなっていることに気付く。明かされる「エンセン」の謎。サナダと二人に、その千円の行方を探すように言う。



*円形に陣を構え、にらみ合っていた面々。そこにメール着信の音。
それぞれが構えを説いて携帯を見た一瞬。サクラがノムラ以外に発砲し、バタバタと倒れる人に「なに!?」と慌てるノムラ。
…早々に人質になる兄。「オラ、こい!!」「どこへ?」「弟んとこだよ!」「えええ〜〜」…銃を突きつけらる兄はヘタレておりました。そんなところも可愛い。(笑)
シュタイナーの部屋から連れ出され、にゃんこ掴みで歩かされるマモさん…(笑)舞台から引っ込んだかと思ったら、また次のシーンで出てきて「俺は新世界の神になる!」と指を立てて宣言するも、「うるせぇ」と蹴り下ろされてしまう。ヘタレすぎる兄。(笑)




ナイフを持って街を彷徨うケン。
そこに、ミキを追って通りかかったカントク。ミキの家でケンと会った事のあるカントクはケンに話しかけるのだが、ケンはニヤリと笑うと、持っていたナイフでカントクを刺してしまう。
崩れ落ちるカントク。
その頃、クニオ・シュタイナーの元にナツメが現れた。
実はナツメを殺したのは、クニオだった。復讐に来たのかと問う、クニオ。
ナツメはそうではないと言う。エンセンは自分たちが考えた作品だった。こんな事になるなんて、と頭を抱えるクニオにナツメが言う。
「とめてやろうか?」出来るのか問えば、「その代わり、早くこっちに来い」と。
クニオは自分の喉元にペン先を付きたてた。



刺されたカントクを心配するミキだったが、カントクにイガラシを止めにいくよう説得され、偶然居合わせたサナダと一緒にイガラシの元を尋ねた。
卑屈になったイガラシはミキのいう事など全く聞かず、サイトを消す事をしない。ミキはイガラシのパソコンに向かうが、サイトはパスが掛かっていて、ミキでは手の施しようがない。慌てるミキ。
しかし、ソコに現れたのがナツメだった。
ナツメはイガラシのパソコンのキーを叩き、あっという間にサイトを削除した。そうして、発動された事件が何事も起きなかった前に時間を戻すという奇跡が起った。
世界中で起った殺人はなかったことになり、刺されたカントクもサクラも傷が治っていた。


相変わらずの日々…
ホテルでのゴタゴタが縁でサナダの紹介で出版社に勤める事になったイガラシは、喉に怪我を負ったが元気なクニオの新しい担当になった。アヤもケンのことはふっきり新しい道を歩こうとし、ミキも相変わらずのバイトではあったが、偶然届いたメールの文面に惹かれ、待ち合わせ場所に行ってみると、あの日、カントクの代わりにホテルに一緒に行ってくれたサナダともう一度出会うことになり、なんだかんだとなんとなくいい雰囲気。


「アンラッキーな日々は、ラッキーな日を送る、大きな前振りである」の言葉通り。

相変わらずついてない日々。それでも、ちいさなラッキーは誰にでもやってくるのではないか。(とそんな風に思わせるラストでした)







*演者が客席に向かって丸くなって、それぞれ、目の前のブロックに頭を下げてご挨拶。
初回はマモさん対極の所にいて、背中しか見えなかったけれど、チェンジしたら、目の前だった。
ひ〜〜何故にこっちを見ているのーーー!とカン違いしてしまいそうになりました(笑)
目の前というのは、心臓に悪いです。(いや、マジで)
もう、コルダばりに、立ち上がってブラボー叫びたかったくらいですが、そこはぐっと堪えて、精一杯の
拍手を送りました。

そしてまた左側の通路から退出。しかし、鳴り止まない拍手に答えるため、すぐさま再度登場。
さすがに今度は目の前ではなく背中の位置だったので、これは仕方ないか〜さっきラッキーだったし、と
思いつつ、背中を目で追っていたら、やっぱり退出場所が左側の通路なので、くるっとこっちを振り向いたマモさん。
ぎゃ!退出場所もこっちなのか!とまたも訪れるラッキーに感謝でございます。最後の最後まで近くで
マモさんを見られて幸せでした〜。
そろそろいいかと、手を振ってみれば、ちょっとだけ反応返して戴いたりなんかしたので、もう、何も思い残すことはなく…(笑)


とても素敵なお話でした。演者の皆さんも、誰もが個性的な役であるのに、その辺にいそうなリアル感でもって演じてくださって、すっぽりとお話に入っていけました。
そして…キーワードである、「アンラッキーな日々はラッキーな日を送る大きな前振り」の言葉。お芝居を見た後では、本当に染み入ります。劇中の登場人物みたいに…つまらないなんて思っているのは自分だけで、その実、誰かが気にかけてくれていたり、愛してくれていたり…そんなのが日常なのですよね。そんな何気ない日常を精一杯生きないと…なのですよね。
ふと振り返ったり横を見たりすれば、きっとラッキーはいくらでも転がってるのかもしれないなぁ、なんて思ってしまいました。人生をラッキーにするのも、アンラッキーにするのも、結局自分次第、ってことで…どうせなら、物語最初のミキみたいに心底「ついてない」って言うんじゃなくて、「ついてない」なんていいながらでも、微笑んでいられたら、いいなと思います。うん。

















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お芝居の後、日記に上げました管理人ズ2名の感想も再録してみます。









9月25日・藤崎のえる日記

とてもとても面白かったです。色んな所の凝られ方が尋常じゃなくて。(笑)凄いなぁ、脚本とか構成とか…演じていらっしゃる役者さんの演技も当然のことながら、裏方さんの力も大切なんだ〜と、改めて思いました。全部がバランスよくて、見ていて気持ちが良かった。
にしても…本当に面白かったです。どれだけ笑ってきたかな…勢いがありました。

全キャラ、某か面白いんですが、性格とか立ち居振る舞い全て個性的で面白いキャラ、割と普通ではあるものの、口調や間が面白いキャラ…ちょっと乱暴ではありますが、キャラ設定をこの二つに分けてしまうと、マモさんは、立ち居振る舞いが笑えるキャラかなと思います。なので、アクションもかーなーり!!オーバーアクションでおっかしいおっかしい。
役どころは主人公の元彼の兄という役どころなので、ストーリーのキーになりそうなキャラではないのですが、存在感は大でした。(といっても、私の目がマモさんを追っかけるようになってしまっているので仕方ないことかとも思う)

しょっぱな登場から笑わされました。
何故か手にりんごを持っています。何の意味が?りんごをもってかっこつけるマモさん。いや、カッコいいんだけど!なんだろうー…凄い真剣な顔なのに、笑えるのはなんで?(おい)すみません、これを何て表現したらいいのかな〜・・・出てきて一人喋って悦に入るって言うか「言ってやったぜ!」的な顔で客席をばーんと見るんですよ。凄い真面目な顔で。(+ちょこっとどうよ!的な顔で)
しかし笑いたいのは山々なのですが…どうやら、物凄くラッキーなブロックの席というか、席自体がラッキーだったようで、どうにも…なんかすげーこっち見てる気がする的な位置にいたので、笑っていいものか…って感じで。
丁度マモさんの視線の高さの位置に自分の顔があるってのは、とても心臓に悪いです。いや、演技をされているので、私は壁なんですよ。分かってるんだーけーど!好きな人が近くでこっち見てたら「私は壁」と思っていても「ひ〜〜」ってなるじゃないですか、うっかり笑うのを止めてしまった私でした。大笑いしたかったんだけど。
んで、この兄ちゃん、弟の部屋に入ったんですが、部屋の主がいない。漫画を借りに来たんだけど、いないから「兄ちゃん、ここにあること知ってるんだ〜」と箱を開ける仕草。
…開けて普通に取り出すのかと思ったら。
箱にずぼっと入った。(わざと)…物凄い入り込んで長い足をバタバタさせて…オイオイ、子供かい!!って感じでもう、笑える笑える。
しかし、そこで見てはいけないものを見つけてしまい・・・慌てた兄ちゃん、一人挙動不審になってわたわたしまくって、丁度弟戻ってきた時に、机の裏かなんかに隠れちゃった。
この舞台、場所があちこち移動されるんです。その部屋だけで繰り広げられるこじんまりとした話ではなくて、場所がころころ変わるので、それにあわせて、舞台の上の台とかが演者の皆さんで変えられるんですね。なので、机かベッドのヨコとかと思われる場所にお隠れあそばしました。
…隠れてるのに物凄く挙動不審。
ていうか、もう顔が焦りまくっていて、凄い演技が細かい。
弟の台詞の後、結局みつかってしまうんですが、見つかったときの飛び上がって驚く様とか。もう、笑えて笑えてしょうがなかったです。
その後、弟を問い質すのですが…仕草がありえなく可笑しい。
刑事役なので、弟を問い質すのに手帳を取り出し、物凄い勢いで何か書き始めると弟に「兄ちゃんがノートに何か書くと殺されそうだ」って言うんですよ。
ぎゃーデスノのパロ来たーーって感じです。だからりんご持ってたんですね。その後りんごは無理矢理スーツのポケットに押し込められていました…不自然な形になっておりました、スーツが。(爆笑)
しかし…問い詰める兄は私から見ると背中だったんですが…マモさん、スーツの中で身体が泳いでました。細すぎです。「ココに座りなさい!!」って凄い勢いで座らせて弟に覆いかぶさるかのように、前のめりで「兄ちゃんは!兄ちゃんはおまえの味方だからな!!」と捲くし立てるマモさん…
丁度弟の姿形は兄さまの身体に隠れて全く見えないので、兄の後姿を見つめてしまったんですが、細すぎてびっくりしました。(そこかよ)
しっかし…全身で演じられているので、背中だけですがどんな顔して演ってるのか想像ついてしまいます。背中なのに凄かった。
とにかく取り乱してしまった兄ちゃん、その後も素晴らしくおかしなアクションで会場を笑わせまくっていました。
マモさんのブログにも登場された堺沢さんがマモさんより背の高い方なんですよね。その方に突っかかっていくんですが…マモさんが背伸びして伸び上がって捲くし立てるんですよ。なんかとても不思議な感じです(笑)虚勢張ってる兄ちゃん。可笑しすぎました。

話が進み。
弟の説明を勝手に解釈した兄ちゃん。
完全にカン違いしたまま話が進みます。そして訪れた、物語のキーになる場所。
刑事のくせに弟可愛さにき〜〜っとなって、銃を抜いてしまう兄。(いいのか、刑事が簡単に銃を抜いて)
んが、多分その場にいる彼だけが、状況を飲み込めてません。(笑)なので「えと?えと、ちょっと待って…」とこうでああでと説明をしだしたのですが…その「きょとん」ぶりが凄く笑える…でもすぐさま刑事に戻り構える様はとてもカッコよかったです。バカ兄なんだけど(>_<)

そしてそして。
ぎゃ〜〜そんなのまで見せてもらえるとは思わなかった!!!
ってなシーンが出てまいります。
…主人公と弟、それからアキバ系オタクなイガラシというキャラ三人で作ったサイト(サブリミナル効果を使って世界を操ろうとしたのだが、イガラシの暴走によって、無差別に殺人を誘発するよう変えられてしまったサイト)のメールによって操られる人という意味のシーンだと思うのですが、登場人物がマスク(お面ではくて顔を隠す意味でのマスク)をつけて登場し、音楽にあわせてそれぞれダンスするシーンがあるんです。
…一人ひとりダンスは違ったと思う。マモさんが物凄くかっこよくてですね〜〜…正面で見られて心底この席でよかったと思いました(>_<)嬉しい〜凄いカッコいい〜〜惚れる〜(ほざいとけ)

その後、暴走したサクラというキャラに人質にされ、銃で脅されながら、舞台を縦横無尽に走り回るのですが…途中、バン!とステージに設えられた一段高い場所に上って「俺は新世界の神になる!!」と言っては「ウルサイ!」と言って蹴り下ろされていたり。あちこちにデスノのパロが…。毎度言ってやったって顔かおして、尽く相手にされなかったり、ウルサイって流されたり…なかなかついてません。(笑)
それにしても。
兄…何故か弟に借りた漫画をずっと持ったまま、演技をし、銃を構え走り回る様はとても大変だと思うのですが、兄…(笑)

巻き込まれる役なので、物語の核心部分に絡むようなことはなかったマモさんの役ですが、とてもいいスパイスになっていたし、存在感は大きかったです。シーンが何度も入れ替わるお芝居だったのですが、マモさん登場の二度目のシーンから、何かしでかすのではないかと客席が思ってしまっているのか、クスクスと忍び笑いが起っていましたもん。(笑)これはマモさんだけではなく、もう一人…忍び笑いどころか、出てくるだけで大笑いな人がいましたが…演者さんって本当に凄いなぁと…ていうか、存在感が凄かったです。
キャストを見ると、大所帯な気がして、これだけ人が出てきて、誰が誰だか覚えられるの?なんて今思うと大変失礼な事を思っていた私ですが、とんでもなかったです。全員が色々な意味で個性的でした。序盤引き込まれたまま、最後まで突っ走られたお芝居でした。本当に面白くて素晴らしかったです。
大笑いして感動して…物凄くスッキリして劇場を後にできました。

あ、そうそう。
ホント席に恵まれたな〜って感じたことは、舞台を見ている間ずっと思っていたことだったんですが、それは、最後のご挨拶の時にも私にラッキ−を運んでくれましたー。(笑)
ご挨拶で演者のみなさん全員が舞台に丸くなって、拍手が鳴り止まない客席に礼を尽くして下さるんですが、初回は弟くんが近くて、弟くんのカン違いっぷりが兄ちゃんそっくりで可愛いなぁって好感度アップだったので(そんな好感度いらんだろ)嬉しかったんですけれど、くるっと対角線だったかな?移動したら、目の前がマモさんでした。
この席ってば、丁度マモさんの視線の高さに顔がある位置な訳じゃないっすかーー…「すげー見られてる気がすーるー…」って感じで壁のくせに、ワタクシときたらちょっとあわあわしてしまいました。(大爆笑)ええもう、凄い勢いで拍手させて戴きました!!なんかその時は拍手喝采を送りたい気持ちだったので、手を振るとかアピールするとかそんな気持ちなくて、アレですよ、もうちょっとでコルダばりに立ち上がって「ブラボー」言いそうでした(やめれ)
それで終わりかな?と思いきや…ずっと拍手がなりやまないので、もう一度演者さんが舞台に登場。最初と同じあたりの位置だったので、さすがにもう近くでは見られないかな〜〜と思ったら、お帰り通路が自分の席の近くの通路だった。これまたなんてラッキー。いやも〜〜堪らんお席でした。引き当てて(?)くれたお友達に感謝感謝でございまする!!!
…席のリザーブは私全く運がなかったのですが、相方といい一緒したお友達といい、強運の友人の近くにいると、私にまでラッキーが舞い込んできて、嬉しいっス。ありがと〜〜。

言いたいこといっぱいあるんですが。
舞台はマモさんお一人で作っているのではないのですから、本当はそれぞれのキャラとかお話とか、もっともっとたくさん書くこといっぱいあるんですけれど…
とても書ききれません。
マモさんのことでも、まだまだ全然書ききれないのに〜〜
ああ、なんていうか、色んな文才が欲しいっス。
また色々お芝居を自分の中で反芻しまくって、思い出話が出来るといいなvvv
そういえば、レポ書くんでしょ?と言われ、そんな気が全くなかった私は青ざめた訳ですが…自分の思い出のために書いたほうがいいよと言われ、昨日丸一日奮闘しましたけれど、とても難しいです、お芝居のレポ。
つか、レポとかは不可能ですね。単なる感想文。
いや、それなら、サイトに上げてないで、ネルケとかマモさんあての御手紙で語りつくせよと思わないでもない感じです。
でも、自分メモだけは残しておきたいなぁ。頑張ろっと。思い出。










9月27日・桜崎りえる日記


青山円形劇場。
その名の通りまるい劇場でした。
中央にまるく舞台があり、客席がそのまわりをくるりと囲んでいる。ほぼ360度からの視線を演者はその身に受けることになるのですが、そうなるともう前も後ろもありません。背中でも演技しないといけないんですもんね、気が抜けません。あ、そもそも背を向けているという感覚ってないのかもしれませんけども。マモさんも当然それは意識をされていたのでしょうか?『あ、今、背中でも演技した!!』とわかった時には鳥肌立ってしまいました。顔がこっちを向いていなくたって声はちゃんと後ろまで届きますし、後姿で笑わせてくれる・・・スゴイことです。まさに全身演技です。
さて、マモさんは主人公ミキの元カレの兄という役どころです。メインではないので、客席に話の筋道をある程度わからせてからの登場となります。ああ、なるほどこういう話なのかと段々にわかってきた頃合いに突如として現われる人物です。そんな中での登場ですから、ものすごく緊張する一瞬だと思うのです。それまでに出てきていたキャラクター全員、個性強くてすでに確立されてる感もあったので、そんな中での登場はとてもハードルが高いよなぁと思いました。テンション高くても低くても微妙になりがちなところをうまーく印象付けて入り込んできて、気付けば、というか、意識しないうちにいて当たり前のようにその場にしっくりと馴染んでいてほんとスゴイなと思いました。

そもそも私とマモさんの出会いはアニメです。かの名作『ウルフズレイン』です。その後劇団ひまわり所属の役者さんと知り、そして以降は主にアニメでの声優としての彼しか存知得なかったわけです。なので、本当の意味での原点・・・と言いますか『役者・宮野真守』を私はこの時はじめて生で見るに至ったわけなのですが、『ああ、まさに、この人は演じるために存在していらっしゃるんだなぁ』と確信致しました。
生で演じられている姿は、声のお仕事のほうでも見たことがなかったので、本当にスゴかった。それほどに、活き活きとして楽しそうに水を得た魚と言わんばかりに舞台を駆け廻るマモさんでしたから。
でもって、この時が、マモさんという人を好きになって、ファンになって心底良かったなぁと思えた瞬間でした。

さて、アンラッキーデイズです。
内容は一言で言うとアンラッキーの連鎖反応って感じですか?登場人物みなそれぞれにアンラッキーな日々を送っている。それが軽いものから結構シャレにならないほどディープなことまでだったりするわけですが、でも、それをどこ吹く風な勢いでコミカル仕立ての演出になっていてまず悲愴感皆無です(笑)それゆえに全体的に幸福感を漂わせているから不思議な感覚でした。でも、演じてるみなさんは真剣なんです。自分はなんてついてないんだ!と思っていて、必死に生きているわけなのですが、その自分に関わってくる人(・・・当然アンラッキーな人々)から受ける行為ってのが「優しさ」だったり「親しみ」だったり「肉親の情」だったりするわけですよ。なので、端から見ているこっちは『なんだかんだ、みんなラッキーじゃねーかよ。気付いてないだけじゃん!!』って思ってしまうわけですよ。
そこへ持ってきて今度は自分自身がはっと気付きをするわけです。こんな私でもそうなのかもしれない!と。・・・日頃ついてないなぁと思うことは多々あります。でも案外そうじゃないのかも!と。見方を少しずらしてみれば自分の周りにはちらほらとラッキーが転がっていたりして、ただそれに気付いていないだけ。そんな風に思わず我を振りかえってしまうという・・・、うわ、コレすごくステキなお芝居なんじゃないか!!って思ってしまうわけですが、観に行かれたみなさんはいかがだったでしょうか〜?
そしてそして、最後の場面でミキが一言「ついてない」って言うシーンがあるんですが、その時の表情がとても印象的でした。とても幸せそうな笑顔で言うんですよね。冒頭に流れた、ついてない・・・のオンパレードがまるで嘘かのように。
この物語の言わんとすることが、その最後のワンシーンにすべて集約されている感じがしました・・・。

なにはともあれです。
あそこまで一人一人の心情表現をきっちりと描ききって、そして複雑に絡み合う人間模様を、あそこまで崩してコミカルに表現できることのスゴさに、そしてあれを役者から最大限に引き出した演出家さんの力と、ほんとマジすげーよと(←ナニサマ!!)、圧倒されっぱなしでした。
意図的に笑いを得ることは、涙を誘うことよりも難しいことだと私は考えているのですが、若干オーバーアクション気味ではあったものの、それが決して嫌味にならないし、見てる側に胸焼けを起こさせない、それは誰一人として浮いても沈んでもいないことで、一人一人のバランスがとても良いんだろうなぁと思いました。でもって全員の息が合ってこそ実現できたあの空間だったのだと思います。
惜しむらくは一度きりしかお芝居を見られなかったこと。その日によって、誰かのテンションが違えば、その相乗効果でもっと違った空間もあるんだろうな〜と想像できるので、ホントもっと回数見たかったというのが本音です。
でも、『アンラッキーデイズ』というこの作品自体、私がマモさんのファンにならなければ、見ることはなかったものだと思うのです。
見た今となっては見ることができてホント良かったなぁと思うのです。まさにそれこそが自分にとってのラッキーだったと思います。
本当に良いものを拝見させて頂きました〜。


・・・お芝居の内容には詳しく触れていないので、見たまんま感じたことを書き連ねてみましたが、正直お芝居見てないとわかんない内容になってしまいました・・・。
でも、それだけイイものだったのよ的なことが伝わればいいなーと。
てか、相方がマモさんについては詳細に書いてくれていますし・・・。
お芝居はDVD化も決定してますので、見にいけなくて、でも見たいと思われた方には是非オススメですよ。
マモさんの活き活きとした姿が見られますし、それ見るだけでも幸せな気持ちになれると思います〜〜。